いま、若手人材の採用にSNSが効果的な3つの理由
26卒の採用に向けて、大きな役割を果たすツールがあります。
それは「SNS」です。
令和の今の時代、ほとんどの若者が日常生活においてSNSを活用して情報を集め、あらゆる意思決定に役立てるようになりました。それは就職活動も例外ではありません。就職活動において、企業の情報や雰囲気をSNSを活用して探す就活生が増加しています。
今回は、採用活動において有効な手段である「SNS」について、これからの新卒採用に向けて課題となりうる要素を踏まえて整理していきたいと思います。
【採用活動における課題1:採用したい人物像にマッチする若手人材からの応募が少ない】
現在、20〜30代の若い世代が就職活動をする時のツールとして挙げられるものとして、「ナビサイト」の次に続くのはX(旧Twitter)やInstagram等のSNSです。
実際に「就職活動において、SNSで情報収集をすることはありますか?」というアンケートに対し、58.1%の人が「はい」と答えています(※1)。
さらに「潜在層」にアプローチできるのもSNSの魅力です。20代は1日平均1時間半以上もSNSに時間を費やしている(※2)と言われています。その分、SNSでたまたま見かけた投稿から、その会社に興味を持つこともあり、約5割の学生が「SNSがきっかけで企業に興味を抱いた経験がある」と回答しています(※1)。
つまり、若手人材を採用するためには、彼ら・彼女らが情報収集のツールとして使っているSNSの活用が不可欠になっているのです。
【採用活動における課題2:自社の魅力やカルチャーを伝えきれず、内定承諾率が上がらない】
就活生に伝えるのが難しい情報の1つに「会社の社風や社員の魅力・企業文化」が挙げられます。こういった定性的な情報は就活生に重要視されている一方で、実際にはそこまで伝わっていないことがあります。
実際に、「企業に対してオンライン上でどのような情報を発信してほしいですか?」と就活生に聞いたアンケート(※2)でも、上位5つは採用サイトの募集要項や就活情報サイトなどには掲載されることがないような、“企業のリアルな姿”の発信が挙げられています。福利厚生も、制度自体ではなく「実際どんな風に利用されているのか」が知りたいポイントになっています。
※1 株式会社No Company調べ
※2 総務省情報通信政策研究所の調査報告書
株式会社NAVICUS | |
「コミュニティやSNSを通じて社会を良くする」ことがNAVICUSの使命です。 NAVICUSは、専門領域であるSNSを使ったコミュニケーションに関して企業様の目的に合わせ、 戦略コンサルティングや社内担当者の育成支援、運用代行、アカウント分析など幅広くサポートしています。 |
専門家コラムナンバー
- 学生は何を"オワハラ"だと感じるのか? (2024-11-07)
- 弱みを伝えることが好印象になる? (2024-10-31)
- 学生は本当に大手志向なのか? (2024-10-17)
- 【採用】Uターン就職学生 vol.03 ~採用のポイント~ (2024-07-19)
- 【採用】Uターン就職学生 vol.02 ~学生の特徴~ (2024-07-08)