Indeedから新プロジェクト「OMR」が発表されました!
世界No.1を誇る求人検索エンジン「Indeed」は10月24日に、企業がオウンドメディアを活用して主体的に情報発信する「OMR(オウンドメディアリクルーティング)」を発表しました。
今回はその「OMR」についてお話します。
《OMRとは?》
簡単に説明すると、企業が自社のホームページや採用サイトを使い、自社の求める人材像や企業文化、労働環境を自らが発信していく採用手法のこと。
文章だけでなく写真や動画などの目に見える情報も発信していくことで求職者の共感を得ることができるので、最適な人材獲得につなげることができます。
求人媒体の広告を利用するよりも自由に制作できるため、企業にあったコンテンツを作ることができます。
《OMRのメリットは?》
日本の採用問題で深刻とされているのが、「雇用のミスマッチ」。
OMRではそうした「雇用のミスマッチ」を軽減させることが期待できるといわれています。
2018年9~10月に実施されたIndeedのアンケート調査では、「採用したい人材からの応募や紹介が集まらないと感じるか」という質問に対して、69%もの人事担当者が「非常にそう思う」もしくは「そう思う」と回答していました。
20~30代の求職者は、スマートフォンを使って情報収集をし、必要な情報を選ぶスキルを高めており、また仕事を選ぶ基準として、年収や会社の知名度以上に、その会社で働いたときの自分の姿や今後のキャリアを明確にイメージできるかどうかを重視する傾向がみられます。
これらの傾向に対応するには、企業が直接オウンドメディアを利用して具体的なメッセージを求職者に発信し、採用していくことが効果的だそうです。
《OMRのデメリットは?》
OMRのメリットとして「雇用のミスマッチ」を軽減させることを挙げました。
しかしその一方で、自社でサイトを制作し運用するために、金銭的・人的コストがかかるというデメリットもあります。
《最後に》
Indeedは、12月から計5回、有識者から企業の経営者、人事と共にOMRの重要性について考える「OMRサミット」を開くことを明らかにしており、まずは「OMRを知ってもらう一年にしたい」としています。
今後、ますますインターネット上での採用活動が活発になるかもしれませんね!!!
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