注目のリファラル採用にデメリットはあるか?
リファラル採用=「短期&大量採用に不向き」「既存社員とかけ離れた人材は集まりにくい」「運用が大変」
低コスト・高マッチング率・高定着率を実現可能なリファラル採用。
ですが結論から言えば、リファラル採用にもデメリットはあります。
短期&大量採用に不向き
例えば「1ヶ月で200人を採用したい」という場合には、リファラル採用はオススメしません。
リファラル採用は自社の従業員から友人に声をかけてもらう採用手法ですので、そこで短期間に大量の採用を実現するためには、リクルーターとなる自社従業員に過剰な負荷をかけなければならず、従業員満足度の低下につながりかねません。やはり短期間に大量の採用をする場合には、大手求人メディアの利用が現状では最良の手段だと思われます。
既存社員とかけ離れた人材は集まりにくい
「既存社員の人脈に存在しない人材=既存社員とあまりにかけ離れた人材」の採用においても、現状はリファラル採用より大手求人メディアや人材紹介サービスの利用のほうが適しています。
例えば、全従業員が40代以上の職場で20代の若手を採用したいと考えても、40代以上で20代の友人がいるケースは稀でしょう。子供の友人というケースはありえますが、親の会社の採用に子供の協力を仰ぐというのは、なかなかハードルが高いかと思います。
やはり、すでに実際に社内にいる人材と同じような人を採用したいという場合に、リファラル採用は強みを発揮します。
運用が大変
リファラル採用の運用には大きな労力がかかります。コミュニケーションの難易度も高いです。
「誰から誰にどのように声をかけてもらい、どのように選考に進ませるか」といったリファラル採用の一連のフローを構築し、自社従業員を集めてリクルーターとして協力してもらうための動機付けを行い、週次などで定期的にリファラルの進捗状況を共有し、盛り上げ施策を行い、成果を検証し…
これらをゼロから行うのは非常に大変です。労力もかかりますしノウハウも必要です。
リファラル採用に挑戦したことのある企業様からは「従業員が協力してくれなかった」「人事としても継続しきれず形骸化してしまった」といった声も耳にします。
株式会社ハタラメル 企画営業部 部長/採用コンサルタント | |
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