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インタビュー
株式会社学情 学情ナビ・乾真一朗編集長に聞く

シゴトの意味や本質を伝える情報を発信
最適のマッチングを実現する「学情ナビ」

就職に対して、学生は高い危機意識を持っている。実際、企業へのエントリー数の伸びや、会社説明会の予約状況などを見る限りは、「買い手市場」のように感じられるだろう。しかし、一方の企業側では「自社に最適な学生と確実に出会えているのだろうか」という疑問や不安を、根強く持っているようだ。そこで、企業の知名度や規模ではなく、「シゴトを体感できる情報」を提供することにより、企業と学生の双方にとってハッピーなマッチングを実現することをコンセプトとしているのが「学情ナビ」。サイト全体にほどこされた、きめ細かい工夫の数々について聞いた。 (取材日/2010年9月22日)

キーワードは「シゴト体感」。学生の知りたい企業の生の姿を伝える

----「最適な学生との出会い」を実現する「学情ナビ」には、独自のコンテンツがあるとお聞きしました。

株式会社学情 学情ナビ・乾真一朗編集長ここ数年の新卒市場では、「学生の大手志向」が大きな問題となっています。不況の影響で安定志向が強まっていることなどがその理由ですが、同時に、学生が「仕事軸」で会社を選べる十分な情報を持っていないのではないかとも考えています。情報がないから、知名度や企業規模などの分かりやすい条件だけで会社選びをしているのではないでしょうか。
そこで「学情ナビ★モバ就」では、「学生が知りたい企業情報」に徹底的にこだわった情報提供をコンセプトとしてサイトづくりを行っています。一般的な就職サイトが提供している標準的な企業情報は当然のこととして、企業の生の姿や、日々のシゴトを体感できるプラスアルファの情報を提供できるよう、工夫しています。
たとえば、「シゴト体感Q&Aインタビュー」というコンテンツがあります。会社説明会の時などに聞きたいけど聞きにくい、企業の本音に迫る質問21項目をフォーマット化して、企業に答えていただくものです。「貴社の課題は?」「職場の年齢構成は?」「勤務地の希望は通りますか?」など、場合によっては企業が曖昧にしておきたいような質問も含まれますが、実はこのあたりが学生のいちばん知りたいポイントでもあるのです。
この21の質問のいくつかは検索項目にもなっているので、学生が自分の志向にあった企業を選ぶ際に役立ちます。企業側からも、本音で回答することで採用後のミスマッチをなくす効果がある点を評価していただいています。

---企業から学生へと一方通行になりがちな採用情報の出し方に、工夫をこらされているのですね。

学生の知りたい情報という意味では、「先輩社員の一日に密着」というコンテンツも好評です。仕事中だけではなく、休憩時間やプライベートの様子までレポートするもので、自分が入社した後の具体的なイメージを描けるところが良いのだと思います。 その上で、学生一人ひとりの志向性に沿った形で、大手だけではない、隠れた優良企業をレコメンド(おすすめ)する機能もあります。
例えばですが、

●学生の希望業種や職種などの登録条件に基づいたオススメ企業
●企業検索時の検索条件や実際に閲覧をしている企業と関連性の高い企業
●同じ学校の学生が見ている企業

など、学生の利用シーンにあわせたレコメンドを行なう仕組みを用意しております。これらの表示の多くは、情報をアップデートした順に上位にくる仕組みになっています。つまり、企業側できめ細かく情報を提供することで、学生との出会いの機会が自然に増えるよう、工夫されているのです。

また、最近の学生は、移動中も携帯電話で情報をチェックすることが多いので、当社の携帯就職サイト「モバ就」との連動機能も標準でご提供しています。

採用戦略にあわせたオリジナルな活用が可能「GJコミュニケータ」

---他にも企業・学生の双方から人気の高いサービス、コンテンツがあれば、教えてください。

株式会社学情 学情ナビ・乾真一朗編集長学生が使いやすいサイトをめざしている「学情ナビ★モバ就」ですが、もちろん企業側のご要望に応えるサービスも多数用意しています。

まず、非常にフレキシブルなカスタマイズが可能で、オリジナルな活用方法が広がるのが「GJコミュニケータ」です。これは自社にエントリーしている学生だけに、独自の画面を見せることができるもので、データ管理機能やスクリーニング機能を利用すれば、任意のグループ毎に提供する情報を変えることも可能です。会社説明会に特定層の学生を集めたい時、就職活動期間を通じて学生のモチベーションを維持したい時など、多くの活用事例があります。もちろん、活用方法も含めて当社の担当営業がご提案や運用のアドバイスを行っています。

また、「2012年版」から新しくスタートしたサービスで、「外国人留学生の採用」を専門にサポートするオプションには、多くのお問い合わせをいただいています。グローバル人材を採用する際には、ぜひ活用していただきたいと思います。

人気イベント「就職博」とも連動。相乗効果は後半戦になるほど高まる傾向

---ネット情報とリアルのイベントの組み合わせでも、成果をあげられています。

「就職博」は、毎年2月から11月頃にかけて全国で開催している合同企業説明会で、大学・学生に広く浸透しています。「学情ナビ★モバ就」と「就職博」は、それぞれ個別で参画できるサービスですが、同時に利用することで非常に高い相乗効果が見込める企画でもあります。

就職活動も後半戦といえる4年生のゴールデンウィーク明け以降は、学生にとって「どの企業が引き続き採用活動を行っているのか」が分かりにくくなります。4月頃までに内定出しを終えている企業は多いのですが、就職サイト上の情報はオープンのままになっていることが多いからです。しかし、「就職博」などの合同説明会に参画している企業は、今がちょうど採用のピークだと表明しているようなものです。中堅・中小企業を目指している学生は、「学情ナビ」で「就職博参画企業」を検索してエントリーすることが可能です。また、「就職博」に参加した学生は、そのパンフレットのQRコードから直接「学情ナビ」や「モバ就」にアクセスすることもできます。

長期化が指摘される昨今の新卒採用戦線では、前半戦は大手企業中心で、後半戦は中堅・中小企業という棲み分けが出来つつあります。後半戦で最適の学生との出会うための戦略として、ぜひ「学情ナビ+就職博」というプランもご検討いただけきたいと思います。

---ありがとうございました。「シゴトの本質を伝える」という切り口で、さまざまな情報提供スタイルを工夫しておられる「学情ナビ★モバ就」と御社の考え方がよく理解できました。

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企画・編集:『日本の人事部』編集部

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