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インタビュー
株式会社学情 企画部 就職事業担当・乾真一朗マネージャーに聞く

「中堅・中小志向」「エリア志向」の学生への情報発信を強化
長期化する採用期間を通してアピールできる「学情ナビ」

12月の就職サイトオープンから4月の選考開始まで、企業と学生が出会い、相互理解を深めていく期間が4カ月しかない2013年卒の新卒採用戦線。特に母集団形成に不安を抱えるのが、中堅・中小企業や地方に本拠地を置く企業だといわれている。すでに春の採用時期だけでは充足できないことを見越し、夏から秋にも引き続き選考を行うことを予定に組み込んでいるケースも少なくない。そんな企業にとって心強い採用パートナーといえるのが「学情ナビ」だ。中堅・中小企業や地方企業に強く、春以降も着実な学生のエントリーが見込める同サイトの特色について詳しく聞いた。 (取材日/2011年10月24日)

中堅・中小も参画しやすいセット企画の拡充&エリア別ポータルを新設

----2013年卒の新卒採用トレンドをどう分析されていますか。

株式会社学情 企画部 就職事業担当・乾真一朗マネージャーこの数年の学生の就職活動の動きですが、まず一般的な知名度の高い「B to C」の人気企業の情報収集から始め、次に「B to B」の大手企業、続いて中堅・中小の優良企業へ…と現実的な視野を広げていくパターンがほとんどだといえます。

2013年卒は、就職サイトのオープンが12月からと2カ月遅くなりますが、この順番から考えると、毎年人気企業ランキングに入ってくるような企業の場合は、ほぼ例年通りのペースで母集団形成が出来るでしょう。しかし、「B to B」の実力派企業や、中堅・中小企業の場合は、4月の選考開始までに十分な母集団が集まらない可能性があります。同様に、東京以外に本拠地を置く企業に関しても、学生の目が向くまでにはある程度の時間がかかりますので、苦戦されるところが多くなるのではないでしょうか。

必然的にゴールデンウィーク明けや夏、さらには秋にも積極的に新卒採用を継続していかなくては充足しないというケースが増えると思います。実はこの時期というのは、本来はその年の採用の総括を行い、翌年度の新卒採用に向けての計画を立てたり、インターンを受け入れたりする季節に当たるわけですが、採用のピークがずれ込んでくると、限られたマンパワーで回していくのは、企業にとって相当な負担になってきます。

つまり、2013年卒採用は、例年にも増して「効率的な採用活動」を計画的に行う必要があるといえます。今後、採用情報の公開(=就職サイトのオープン)をさらに遅らせていこうという動きもありますので、業務の効率化が十分に出来ていないと、毎年のように混乱したり、ハードな業務が続いたりする可能性もあります。

---最新の傾向に対応する「学情ナビ」の強みについてお教えください。

2013年卒版「学情ナビ」の特色は、まず中堅・中小企業や地方企業の母集団形成を支援するための取り組みを強化したことです。

具体的には、中堅・中小企業にとって参画しやすいセット企画を拡充しました。もっとも基本的な「スタンダードプラン」の機能の一部をオプションにすることで基本料金を引き下げたほか、新たに「ミニマムプラン」というシンプルに参画できる企画もご用意しました。これによって、前年までの最低参画料金95万円が2013年卒版からは50万円へ…とおよそ半額近くになっています。
「中堅・中小の優良企業が多数参画する学情ナビ」という特色を打ち出していくことで、規模よりも会社の魅力や働きがいを重視する学生がより多く集まり、効率的な母集団形成につながると考えています。

もう一つは、学生が希望するエリアの採用情報だけを見ることができる「エリア別ポータル」の新設です。「関東」「東海」「関西」に特化したトップページを個別に設けることで、それぞれの地域限定で就職活動を行いたい学生の利用を増やすことを狙っています。地元在住の学生に加えて、Uターン就職を希望する学生も想定しています。もちろん、参画いただいた企業の情報は、全国版の「学情ナビ」からでも「エリア版」からでも同じように検索できます。

こうした「地元志向」「エリア志向」の学生は、もともと全国展開しているような大手企業よりも、隠れた優良企業を探して就職したい…という意向が強い傾向があります。したがって、地域志向の学生の利用が増えることは、中堅・中小企業の効率的な母集団形成にもつながっていくと考えています。

イベントとの相乗効果により、夏・秋以降も新規エントリーが見込める

---春の選考では十分な内定数を確保できないといった採用活動の長期化にはどう対応されていますか。

株式会社学情 企画部 就職事業担当・乾真一朗マネージャー実は、「学情ナビ」には、春以降、夏から秋にかけても新規エントリーが着実に継続するという強みがあり、多くの参画企業よりご好評をいただいている実績があります。

それが可能になっている理由としては、私どもが毎年定期的に開催している合同就職説明会「就職博」との相乗効果があります。毎年、ゴールデンウィーク明けになりますと、学生にとっては「どの企業が引き続き募集していて、どの企業の採用が終わったのか」が分かりにくい状況になります。4月にほとんどの内定を出し終わった企業も、ネット上の採用告知はそのままにしているケースが多いからです。 その点、「就職博」に出展している企業であれば、引き続き積極的に募集しているのだなということがよく分かります。「学情ナビ」では「就職博」への出展企業を検索することができますので、春以降も就活を続ける学生には非常に便利です。逆に「就職博」の会場で「学情ナビ」のQRコードを見つけて新たにエントリーする学生も多くいます。

2013年卒新卒採用において、ある程度の長期化が必至といわれる中堅・中小企業、地方企業とこの「学情ナビ&就職博」の相性は非常によいと思います。採用のピークとなる初夏から夏、秋にかけて、息長く学生との新しい出会いをご提供できるからです。

企業と学生の接点を効率的に作り出すさまざまな新機能。スマホにも対応

---2013年卒版から強化された新機能にはどのようなものがあるのでしょうか。

「まず、有望な学生をスカウトするためのツール「ターゲティングメッセージ」が新しくなりました。学生がマイページにログインすると、最初の画面に「メールのタイトル」や「スカウトメールであることを示すアイコン」が表示されます。わざわざメールボックスをクリックして開ける必要もなく、中身を見なくても一目で「スカウトメールが来た!」ということが分かります。これによって、開封率が大幅にアップすると考えています。

もう1点は、各社でグルーピングした学生のマイページ内最上部にメッセージ(広告)を表示できる「ターゲティングディスプレイ」です。特定の大学だけ、特定の専攻だけ…といったターゲット設定ができますので、より効果的な告知効果を期待できます。企業説明会への誘致などにご利用いただけるオプション企画です。

この他、2013年卒版からはスマートホンでの利用にも完全対応した「スマガク」もリリースしています。「学情ナビ」とほぼ同じ内容をスマホの画面でも快適に利用していただけるようになりました。

また、従来からのご提供しているエントリー学生を管理し、自社への動機付けを行うオリジナルデータ管理ツール「GJコミュニケータ」もさらに使いやすくなりました。複数の就職サイトを利用している企業の場合、学生に告知メールを送る手間だけでも無視できません。「GJコミュニケータ」は、CSV形式で出力した学生のデータを読み込んで一括で管理できるツールです。細かくグループ分けして見せる情報を変えることが出来るほか、カスタマイズすることで、学生からは企業サイトの採用ページにログインしている感覚で違和感なく利用できるというメリットもあります。

---ありがとうございました。

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企画・編集:『日本の人事部』編集部

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